プライムはオナホにこだわるスローガンで有名な大阪の新興メーカーさんです。
ワタシが最初にプライムさんに会ったのは2011年春の「淫乱ショコラ」「純情ストロベリー」のときですね。
あれから2年、2013年春の新作としてリリースされた「聖杯少女」はどのような進化を遂げているのでしょうか!

しっかりしたピンク色の素材はしっとりとしていてべたつかず、鼻を近づけるとゴムらしくない、新築の部屋に入ったときのような匂いがわずかにします。
質感としてはやや柔らかめで高反発。
トイズハートのファインクロス素材に酷似しています。
初心者を含め、多くの人に好かれるタイプの質感と言えますね。

見た目、たしかにゴブレットを模しています。
打ち出し板金加工で成形され宝石がはめ込まれたような模様。
なぜ聖杯なのか、アニメなど特定の元ネタがあるのかはよくわかりませんでした。
ただ、WINSが誇るオナホマスコット、トメコがオナホを漢字二文字でカッコよく書くと「聖杯」だと言っていたことがあります。
まあ「女掘」だとアナルっぽいしなー。
杯=サカズキってことは、液体を注ぐためのもの。
液体とはローションであり最後は精液でありましょう。

入り口入ってすぐ、浮き出た血管のようなエリアを通り抜けると大きなツブイボが上下にあり、神経の集中する亀頭冠にがっちりとフィットし、安定します。
このギミックが「聖杯少女」最大の見どころ。一番気持ちいいポイントでした。
ワタシはオナホに亀頭だけはめた状態で左右に回転させるのが好きなんだけど、そういう使い方にも配慮が見られますね。
オナホのくびれ部分を両手ではさむように持ち、火起こしのように回転させるといい具合なのです。
大きなツブイボがうまいこと敏感な部分を撫でていきます。
ここはイボ表面がツルツルしているから、ローションの滑りと絡みのバランスによって好みが分かれやすいと思うなー。

そしてイボエリアの先は若干狭くヨコヒダピストンエリアとなっています。
ズルズルっという感触。素材は高反発だけどヒダ形状が鋭くないため、攻撃的にイカされるようなことはありません。
昔のネジヒダオナホとは全く別の、有機体構造の味わいです。
「宝石の花弁 第7弾　波ヒダ」に影響を受けたと思われる部分も寄与しているでしょう。
手でピストンしていると、奥側の細い部分がしなりますね。
全長が長いオナホでよく見るアレです。
実用上、もうちょっと短かい方が使いやすかった。
そのわりに底部分は薄いのか、奥まで突き込むと亀頭が透けて見えるほどでした。
奥の構造は見た目よりもつるっとした感じ。
いわゆる休息エリアになっているけど、ここで休めるのは相当に長いブツの人だと思います。

口径が狭いとはいえ素材が柔かいので、締まり、膣圧的にはマッタリ系と言えるでしょう。
キツいとかゾリゾリ感はありません。裂け耐久性は強い方です。
ただし、長期使用でボロボロに劣化してくるといい具合に覚醒してきそうな感触があります。
素材はとても強いので、長くつきあって育てていけばいいと思うお!

まとめると、マッタリ好き、長いちんちんの人、亀頭回転責め好きの人向けなオナホでした。(きぐにゃん/2013/6/17)