まずムービング構造のおさらいからしましょうね。
無次元構造に次ぐ内部構造の革新、RIDE「バンジーシェイク」のムービング構造は業界に一定の衝撃を与えました。
ムービング構造とは、まるで地下鉄トンネル内の柱のように、膣内に柱(これを「ストリング」と呼びます)が横切っている仕掛けです。
ムービング構造の何がいいのかというと、チンコの出し入れの度にストリングが引っかかり、はじき運動(ムービング)をすることでプチプチ感が味わえる、というのです。
∬゜ΘωΘÅもその構造に感心すると同時に、それって本当にユーザーの得になってるの?という疑念を持ちました。
つまり、作り手のオナニー感がビシビシ感じられたのです。
ムービング構造は、通常のオナホ製法では位相幾何学的に製造不可能で、作るためには部品と工数が増えるため、現場でイヤがられます。
もちろんオナホ以外の工業製品ではもっと複雑なことをやっているけれど、オナホ工場にとっては挑戦的なことでした。
作り手のドヤ顔な「こんなの作れないだろう?」という意思が製品から透けて見えていたんですね。
それ、ユーザーの気持ちよさ優先してないだろ、と。
事実、巷での「バンジーシェイク」の評価は上々でしたが、ストリングの弾きを評価したものではありませんでした。
ユーザーはむしろ、ストリングを自分でハサミで好きなところで切断し、長いイボをカスタマイズできるオナホだと解釈したのです。
そしてストリング以外の部分は定番のヒダだったため、基本で安定した性感を叩き出したというわけです。
考えてみれば、弾き感を出すだけなら単に膣道の一部分をキュッと細くするだけでいいのですから。
おさらいはここまで。
その「作れないだろう?」はコピーの得意な日暮里ギフトさんにコピーされました。
まあ、できますよね。
していいかどうかはともかく。
その日暮里版「バンジーシェイク」、日暮里シェイクであるところの「ひだちつッ娘」は、「名器の品格」で培った得意の有機体ヒダをベースにしてきました。
イメージはメカクレ幽霊幼女ですか。
臭いと柔らかさ、質感は「品格」と同じ素材を使っているものと思われ、よくある感じに仕上がっています。
ぷよぷよです。
かなりソフトでユル系と思っていいでしょう。
バンジータッチ素材よりも柔らかくて低刺激です。
膣圧もロケット感がありません。
ストリングのはね返しは、素材が柔軟すぎるために亀頭の先端をストリングに当てることが難しく、意識してまっすぐ狙って当てにいかないと感じることができません。
ムービング構造による使用感の違いは、きわめてわずかなものです。
くぱぁして覗いて「スゲェ!」ってだけだと思います。
基本的には有機構造、カドのないパターンのために、はっきりとしたこすられ感がありません。
外形がつかみやすく凹み加工されていますので、抜きたい場合は、手で握って強い膣圧をつけて射精していく感じになると思います。
非常に逝きにくく、スローオナニー向けといえます。
ローションの絡みは良好でした。
ふき取られたりすることなく、長時間にゅこにゅこできます。
長時間逝きにくいプレイをしていたら、いつの間にかプチッとムービング感のあと、感触が変わりました。
前側のストリングがちんちんだけで切れたのです。
ある意味処女膜破ったったってことですよねこれ。
破れたストリングは、前述の通り、長いイボと同じです。
これがもう少し硬ければ快感に寄与するんだろうけど……
見た目はエロいのだけれど、その長イボは「単なる異物感」で、気持ちよさとは別かなって思いました。
たぶん、やわらかすぎて摩擦にもなっていないからだと思う。
おすすめは、きちんとあたためて、奥まで押し込んで、入り口の太い部分を自分のちんちんの付け根に密着させることですね。
ちんちんの付け根まで柔らかくあったかいものが密着していると、ただ竿をこするだけのオナニーとは違う充実感があります。
早漏気味でロングプレイをしたい人におすすめです。
逆にキツ系好き、サクッと抜きたい人はこれを選ぶべきではありません。(きぐにゃん/2013/12/25)
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