特別なセールスポイントを!と新奇性が求められるオナホ業界。
そんな中、新興メーカーがまずリリースするオナホは、ありきたりであってはまずい、でもぶっ飛んだオナホをいきなり出すのは大コケのリスクが怖い、という事情があるようですね。
本作「亜弥のきらめき学園生活」も「このオナホでなければ味わえない」みたいな強烈なセールスポイントを作ることはあえて避け、現代オナホのいいところを取り込んで、低価格指向でマーケットを試しているようです。
箱のデザインはなんとなく20年くらい前のマイナーエロマンガ雑誌を思わせるレトロさがありますね。
本体はぷよぷよしていて、ベタつきはなく、臭いも少なめ。
「すじまんくぱぁろあ」などに近い触り心地です。
柔らかさは手で触る限り、平均的なオナホ素材感。
ちんちんを入れてみると、高反発で摩擦攻撃性が高いと感じました。
内部構造も有機的な複雑形状ですが、別色成型ではなく全部が同じ素材(無垢)でつくられています。
この内部形状。
入り口近くに設置された、奥に細長い突起が非常にいい仕事をしています。
裏筋にぴったり追随、一番気持ちいい摩擦角度が計算されているんです。
ちんちんは人それぞれとはいえ、柔らかく包み込むオナホだから多くのちんちんにフィットしてくれることでしょう。
その一番気持ちいい裏筋刺激ギミックを過ぎるとカリを優しくこするヒダ。
全体にカドのない滑らかなパターンで刺激がぼやけると思いきや、高反発素材のために強い性感が発生しています。
サラサラローションが合いますが濃いゼリー状ローションも気持ちいいです。
ただ、注ぐ量は少なめがいいと思います。
ローションはむしろちんちんの方にじゅうぶん塗ってから挿入しましょう。
膣圧としては、手を離してもすっぽ抜けることはなく、かといってユルユルでもない中庸なバランスです。
浅めで使って裏筋専門オナニーを楽しんだり、奥まで突き込んでも期待を裏切らない気持ちよさ。
回転使いとか固定具とかもいいけど、シンプルにピストンで使って短時間で射精まで持っていけるので、オナホ初心者にこそおすすめです。
手持ちで使うためのベストサイズですよ。
この高反発素材によるわかりやすい摩擦性感でもって、何度でもオナホの気持ちよさを身体に叩き込んでほしいですね。
本作は非常に平均的な仕上がりだから、慣れたらこれを基準にキツ系、ユル系など他のオナホを選ぶ参考にしたらいいんじゃないかな。
上級者は変わったギミックがないことを指摘するだろうけども、さしあたってケチを付ける部分が見当たらない、完成度の高い製品でした。(きぐにゃん)
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