多少油臭さはあるものの、使う人を選ばないもっちりとした弾力の万能素材。
そんな、MATEさんのおなぺっと素材を使った新作ホールは、オナホ研究者が「絶頂」必至の一本を作ったというコンセプトです。
内部はひし形のヒダ→大イボ→3連リング→子宮口とパキッと変化するギミック。
真っ赤な別素材が壁に張り付いていますが、「深紅ZONE」→「ピンク部分」とこちらも明確に分かれていて、2層構造は途中までとなっています。
気持ち良さを科学的に分析した結果、緻密に作られた内部構造という感じでしょうか。
断面写真からは、いかにも多彩な刺激が味わえそうな期待を抱きますが、残念ながらペニスはそこまで細かな変化は感知できません。
特徴的な一点をペニスが感じると、他の刺激はそこに集約されるというかかき消される。
オナホってそういうところはないですかね。
見た目のすごさとは裏腹に、実際に挿入すると大きな印象しか残らないのが、そこがオナホの難しさでもあり奥深さです。
こちらのオナホで言えば、2つ目の中イボ地帯が特徴的なポイント。
ぐるりと配置された「深紅液体が固まってできた弾力のある大型イボイボ」が、ポコポコポコッと亀頭を刺激します。
ボコッとした大味でもなくまったりとかすかな感触でもない、絶妙な刺激具合が感じられます。
ひと挿しですぐに分かるこの刺激が快感の頂点。
逆に言えば、ここで性感を高めなければあとは無刺激!というくらいに際立っています。
イボの先にある3連リングも何かやってくれそうな雰囲気が漂っていますが、実際にはカリにひっかかるわけでもなく、存在感がありませんでした。
あまりにも感触が薄いので、リング部分をちゃんとペニスが通っているのか心配になるくらい。
その不安は、全長が約16cmとなかなかにロングなことも影響しています。
このサイズのホール底を突こうとしたら、なかなかのモノを持っていないと難しいです。
そういったこともあって、僕はイボ地帯に亀頭が擦れるように浅くピストンして使用しました。
まだまだ研究開発の余地あり、という使用感でしたね。(ふじ)

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