【目次】 オナホールコラム(イラストをクリック!)

解説

熱可塑性エラストマーを使用したオナホは洗えば繰り返し使用することができる。
しかしオナホの使用頻度が多ければ多いほど、そして時が経てば経つほど劣化する。

何回使えば、何日経てばオナホが壊れるのかは厳密には言えない。
加えてどのように使っているのか、どのように保管しているのか。
こういった環境もオナホの劣化具合に影響を与えるのである。

だから当然、同じ商品であっても使い方や保存方法が違えば劣化具合にも差が出る。

それを念頭に置いた上で言えば、サイズが大きくそして肉厚のあるオナホは一般的に長く使える傾向にある。


そのことは、サイズが小さく肉薄のオナホがなぜ壊れやすいのかを考えれば分かりやすい。

サイズが小さいということは必然的に入り口が狭い。
そのためペニスによって広げられたり、上下に激しく動かすことでどうしても入り口に負担がかかる。

すると、入り口に裂け目が入ってしまう。
肉薄のオナホだと、たとえ入り口の裂けが小さくとも、使う内に裂け目が全体に広がっていのだ。
金額で言えば1,000円～2,000円の、15m未満の小型～中型のオナホがこれに相当する。
反面、3,000円以上の、手の平に乗せるとずっしりとした重み(約700g以上)のある、15cm以上のオナホは、サイズや肉厚がしっかりしているので、概ね裂け難い。


オナホを長持ちさせるのは、サイズや肉厚だけではない。
オナホは日が経つにつれてヒビ割れや裂けが自然に生じる。
また油染みによってボディがやせることもある。

少しでも長く使用したいなら、しっかりと洗浄して水分を拭き取り、パウダーをまぶしてから風通しの良い日陰で保管することが重要だ。

こういったメンテナンスもしっかりすれば、一本のオナホで約50回ほどは繰り返して使用できる。

なおホットパワーズのオリジナルホールのように、はじめから裏返すことを想定して作ったオナホを除けば、洗浄時に裏返すと壊れる大きな原因になってしまう。
また大型サイズは壊れ難いと書いたが、大型ホールは多層構造であることも多い。
ボディは固めで内部構造を柔らかめの素材を使用する、といった構造のオナホである。

これは硬度差のある素材をくっつけているため、使い方が荒いと剥がれて壊れることがある。

2層構造以上のオナホを使う場合は優しく扱いたい。


オナホの選択と使い方、そして保管方法。
この3者のバランス具合によって、オナホの鮮度が変わることを覚えておこう。(ふじ)