【目次】 オナホールコラム(イラストをクリック!)

「貫通式」「非貫通式」それぞれのメリットとデメリットを理解しよう

オナホール穴には「貫通式」「非貫通式」の2種類がある。

現在では、圧倒的に「非貫通式」のホールが多く流通している。
ボディサイズや形状・内部構造を多彩にすることができ、2層や3層にして挿入感をよりリアルにすることが可能だからだ。

オナホールならではの凝った気持ち良さや女性との疑似セックスを求めるユーザーが多いため、販売されているオナホールの99%は「非貫通」と言われている。

しかし「貫通式」「非貫通式」の違いは、オナホールの底が抜けているか否かという単純な話ではない。

プレイ方法やメンテナンスの仕方など、多くの点で違いがあるのだ。

得られる快感も違うので、「貫通式」タイプにハマって愛好しているユーザーも一定数いる。

ここでは、そんな「貫通式」「非貫通式」について解説。
それぞれにメリットとデメリットがある。
どちらが良いかは人それぞれ。

亀頭を一点集中で攻めたい時は「貫通式」、じっくりと本物志向の快感が欲しい時は「非貫通式」と、得たい刺激によって使い分けるのがベスト。

まずは両方を試してみよう。

貫通式オナホールとは

見た目がちくわのような形状のオナホール。
オナホール穴が出口まで貫通しており、入り口から覗くと向こう側が見える。

貫通式のメリット

①ペニスのサイズが大きくても十分にストロークができる
貫通式のオナホは小型サイズのものが多い。
しかし亀頭が底から飛び出すため、ホールのサイズは小さくてもペニス全体を刺激することが可能だ。

②価格がリーズナブル
イボかヒダを単純なパターンで配置した内部構造+小型サイズということもあって、貫通式ホールは比較的に造形が単純である。
なので製造コストを抑えた結果、1000円以下で購入できるものが多い。

③亀頭やカリに快感を集められる
これが貫通式ホールの、プレイ面での最大のメリットだ。
出口を突き抜ける度に、輪っかになった部分が亀頭やカリに引っかかる。
その時の快感が良い具合に射精感を促すのである。
亀頭へのダイレクトな刺激は、非貫通式ホールでは得にくい。
これの虜になったユーザーが、貫通式ホールを支持している。

④別のオナホールを組合せたり、フェラチオを追加させられる
これは、亀頭やカリへの刺激の応用編。
出口から亀頭を突き出したままローターを当てれば、刺激をプラスさせることが可能だ。
ホール本体をぐにぐにと揉んでサオとカリを刺激しつつ、さらに亀頭で気持ち良くなるというWの刺激が楽しめる。

ホールのサイズが合わない場合は、「ブラックロック」などの亀頭専用マッサージャーを装着しよう。
亀頭への振動刺激をじっくりと味わえる。

さらには、露出した亀頭に内部構造が複雑な非貫通式ホールを使用しても良いし、フェラホールを使えばまるでフェラチオされているようで見た目もエロい。

最上級の遊びは、本当の女性にチロチロと亀頭を舐めてもらったり、シコシコとシゴいてもらうこと。
風俗のオプションには、貫通式ホールがよく用意されている。
パートナーに頼みにくい場合は、お店で贅沢なプレイを満喫しよう。

⑤使用後の洗浄が簡単
ホールの穴がトンネル状になっているので、入り口から水を流すだけで奥まできれいに洗浄ができる。
裏返しも容易なので、賢者タイム中の後始末が面倒に思うユーザーには、貫通式ホールがおすすめ。


⑥臭いが滞留しない
ホール穴がトンネルになっているので風通しが良い。
オナホールから悪臭がするのは、内部構造の凹凸に水分が残ったり、十分に落とし切れなかった精液のタンパク質を餌に雑菌が繁殖するため。
したがって十分に洗浄が行える上に通気性も良い貫通ホールは、悪臭の発生を抑えやすい。

貫通式のデメリット

①吸引力が弱い
オナホール内の空気を抜き、ペニスへの吸い付きを高めることを「バキューム」と言う。しかしトンネル状になって空気の出入りがある貫通式は、「バキューム」させることができない。

貫通ホールは小型サイズが多いので、ペニスへの締め付けは担保されるかもしれないが、「バキューム」が使えないと単調な刺激に終始しがち。
そのため、ホールの刺激を微妙に調節して楽しむことができないのだ。

②ストローク中に出口からローションが漏れ出る
ペニスの挿き差しによって、どうしてもオナホール内部のローションをこそぎ取ってしまうもの。
底が貫通しているために、ペニスを挿入したまま出口からローションを追加できて便利である。
その反面、こそぎ取ったローションが出口から漏れてしまうので、垂れて衣服などが汚れないように気を付けなければならない。

さらに空気の通りが良くなるので、ローションが乾きやすい。
その分、継ぎ足す回数が増えるが、そうするとローションがまた漏れてしまうという悪循環に陥ってしまう。

③射精時に出口から精液が出てしまう
ローション漏れと同じ理由で、オナホールから亀頭を露出したままフィニッシュすると、そのまま精液が飛び出てしまう。
そのため、ハンドオナニーと同じ要領でティッシュなどで受け止めなければならない。
コンドームを装着すれば精液の漏れは回避できるが、オナホール使用中の刺激が低減するのも弱みだ。

非貫通式オナホールとは

出口がふさがっており、コップのように底面があるオナホール。

非貫通式のメリット

⓵「バキューム」を発生させて吸引力を高められる
ペニスを挿入したままホールを握って空気を抜くと、密着力が高まって「バキューム」が発生する。
これは底が塞がっており、空気が出口から通り抜けない非貫通式だからできることだ。
空気の抜く量が多いほど吸い付きが強くなる。
そのため、抜く量が少量だとゆるい膣圧になり、多いとキツキツの膣圧になる。
ゆるい「バキューム」でスローオナニーを楽しみつつ、射精する瞬間にキツくして昇天!
膣圧を調節すれば、一本のオナホールで様々に楽しめる。

②精液の漏れる心配がない
穴が貫通していないので、射精時に精液が外に飛び出ることがない。
つまり、思う存分中出しできるのだ。
ローションも漏れることはないが、ピストン中にペニスが掻き出した分が入り口から漏れることはある。
それは貫通・非貫通共に共通して起こることである。

③エアダッチなどのラブドールに装着できる
ローションが出口から漏れることがないので、ラブドールに装着すれば人とセックスしているようなプレイが楽しめる。

④机などに据え置いて固定すれば、腰振り使用ができる
ラブドールがない場合でも大丈夫。
ボリュームのある中型サイズ以上のオナホールであれば、両手で押さえたりソファーに挟んだり枕を被せて固定すれば、腰振りでのプレイが可能だ。
挿入感がソフトでまったりになるので、ロングプレイが楽しめる。

⑤リアルを追求した気持ちの良い挿入感が楽しめる
非貫通ホールは小型～大型まで様々なサイズ&内部構造がリリースされている。
複雑で繊細な粘膜構のものや、穴のない穴をペニスで押し広げる「無次元構造」のホールは、女性の膣内を再現することに努めている。

それらのホールをラブドールに装着すれば、より疑似セックスに近いプレイが楽しめる。

⑥射精後のペニスに刺激をプラスさせられる
射精直後の亀頭はかなり敏感である。
敏感な亀頭を刺激し続けることで、男性でも潮吹きしてしまうほどだ。
非貫通オナホール内で射精した後に、ホールの底を揉んだりピストンしてみよう。
敏感な亀頭がさらに責められて、むず痒く悶絶するような快感地獄に浸ることができる。

非貫通式のデメリット

①使用後の洗浄に手間がかかる
底がふさがっているので、貫通式のように水流を通して洗浄することができない。
内部構造が複雑になるほど、ローションや精液が細かな突起に入り込んでしまう。
そのため、奥まで指を入れて汚れを掻き出す必要があり、洗浄に時間がかかってしまう。
それが面倒だからと洗浄を怠っていると、落としきれなかった精子のタンパク質から菌が繁殖し臭いが発生してしまう。
オナホールの汚れにもつながるので、清潔に使い続けることができない。

裏返しにすると洗いやすくはなる。
しかし素材の固さや形状によっては、入り口が避けたり二層構造のホールだと分裂して破損する可能性もある。

「オナホの洗い方からメンテナンスまで」で解説しているように、「オナクリーン」などの洗浄グッズを使用しながら丁寧に洗うことをおすすめする。

②女性とのセックスで射精できなくなる恐れあり
非貫通式は、女性器のリアルな刺激やオナホールならではの凝った内部構造がウリ。
それだけに、オナホールの気持ち良さにハマり込んで、本物の女性器では物足りず射精できなくなった、という人がいる。
手コキや床オナも含めて、手でしごいたり床に擦り付けるプレイ方法自体がセックスとは異なるため、同じく射精障害につながることが多い。

例えばハード系の強い刺激を好んでいる場合なら、ソフト系のホールで射精できるように訓練する。
床オナ愛好者は、膣内射精障害の改善効果もある「床オナ式名器」シリーズを使う。

パートナーとも気持ち良くなりたいという人は、こうった措置を講じて改善を試みよう。