解説
オナホールの使用に欠かせないのがローション。
ローションとはホールとペニスの摩擦抵抗を減らして、スムーズに動かすための潤滑液のこと。
長く使用するにつれてローションが乾いたり外に掻き出してしまう。
そのため、射精するまでに何度か再注入することになるだろう。
途中でローションが切れてプレイが中断、なんてことを防ぐためにも「オナホ屋さんの本気汁!! ヌメリの皇太子!!ぬめッパ!!300ml」といったボトルローションは最低1本、常備しておきたいところ。
まずは各メーカーがリリースしている「ノーマル」タイプで試してみることをおすすめする。
しかし「ローションなんて何でも良いや」と流してしまうと大きく損をする。
重要なのは、ローションがオナホールの能力を引き出す役割を担っているということ。
ローションには粘り気の強弱を意味する粘度の違いに始まり、温感やクールタイプ、色・匂い付きといった様々な特性がある。
それらをホールの内部構造やシチュエーション、はたまた気分に応じて使い分けることで、気持ち良さが何倍もアップするのだ。
さらに手コキやアナル用、浴槽に入れてカップルで楽しむプレイ別に応じたものや、ポンプ型やノズルタイプといった容器の形状に至るまで、ローションの世界は奥が深い。
ここではそんなローションについて、オナホールとの関係性を中心にして述べていきたい。
ぜひローションにもこだわって、お気に入りのオナホールにベストなものをチョイスしてほしい。(ふじ)
ローションの成分 |
「ポリアクリル酸ナトリウム」を主成分としたローション。
吸水性に優れており、ヌルヌルとした触感でネットリと糸を引く。
水分を吸収して粘りを出すために、紙おむつや生理用品などにも含まれている。
また化粧品には粘度調整剤として、食品添加物には増粘剤としても使用されている。
ヌルヌルと糸を引くエロティックなビジュアルは、ローションプレイの醍醐味。
風俗での手コキや素股では欠かせないローションだ。
原材料が安くて低コストで製造できるため、リーズナブルに購入できる。
ソープのマットプレイやカップルでのイチャイチャプレイといった、大量に使用する際に適している。
ほとんどのローションがポリアク系といっても良く、多目的に使えるのが利点である。
欠点は乾きやすいので継ぎ足しを頻繁にする必要があり、粘度が高くドロっとているので洗い流し難いこと。
洗い残して肌の表面に留まり続けると、肌水分も吸収してしまう可能性がある。
それによって肌が乾燥して、かゆみや雑菌の繁殖の原因になってしまう。
女性の膣内といったデリケートで洗いにくい部位への使用は、極力避けた方が無難だ。
膣内に使用する場合はビデや洗浄ポンプを使って、ローションが残らないようにしっかりと洗おう。
代表的なローション | |
ぺぺローション 360ml | Agローション 300ml |
・グリセリン系ローション
グリセリンは無色透明の糖蜜状液体(糖分を含んだ液体)で、水に溶けやすくて吸湿性が高い。
保水性に優れているので、化粧品や目薬・浣腸液といった医薬品にも多く用いられている。
水に溶けやすいので簡単に洗い流せるため、ポリアク系ローションよりも肌や粘膜に優しい成分である。
膣内に入っても問題がないので、愛液の代用としても使用できる。
吸湿性が高いということは、アナルに使用するとお腹を壊す原因になってしまう。
アナルに使用する際はグリセリン入りのローションは避け、下記で紹介するシリコン系ローションを選ぼう。
ポリアク系ローションのようにヌルヌルとしておらず、サラサラと肌の表面を滑る触感。
糸引きも少ないため、ローションプレイには向いていない。
価格も比較的に高いので、大量使用するにはコストパフォーマンスも悪い。
一方、乾きにくいので体温が外に逃げ難い特性があるので、それを利用した温感タイプのローションの成分に使われている。
女性の潤いをサポートして、セックス時の挿入をスムーズにする。
そのことに特化したローションである。
代表的なローション | |
ペペ 温感タイプ 80ml | お尻の穴キレイキレイ |
・カルボマー系ローション
正式名称は「カルボキシビニルポリマー」。
美容業界では化粧水や基礎化粧品にかねてより使われていた、合成ポリマーの一種。
合成ポリマーとは肌に塗ると、薄い皮膜のようなコーティングを施す成分のこと。
それによって肌の水分が外に逃げず、美しいハリとみずみずしいツヤがあるように見せる効果がある。
また肌に浸透しないので表面に滑らかな潤滑力を与えながら、極めて落としやすい特徴がある。
これをローションに応用したのが「洗い不要ローション」に代表される、サッとふき取るだけで拭い取れるタイプの商品。
粘度が低くサラサラとした触感で、乾きやすい。
そのため、オナホールプレイの後片付けをサッと済ませたい時には便利。
反面、グリセリン系ローションと同様、長時間のプレイやヌルヌル感を楽しむ風俗プレイには不向きである。
代表的なローション | |
ポンプ式ぬめッパ!! 洗い不要200ml | 洗い不要ローション |
・ シリコン系ローション
圧倒的に潤滑性能に優れているのがシリコン系ローション。
シリコンと聞けばオナホの素材にもなっているのでゴム樹脂を想像するかもしれないが、ローションのようにオイル状になったものもあり、様々に利用されている。
シリコンオイルもポリマーの一種だ。
化粧品では分散剤(水と油のように本来は混ざらないものを結合させる物質)として使われ、良く伸びてベタつかない肌触りを与える。
日用品ではリンスや柔軟剤などに配合されており、界面活性(分散剤と同じ効果)の役割を果たす。
「オイル」の名前が付いているだけあって肌に浸透しないので、少量でも潤滑性が持続する。
さらに乾きにくいのでアナルプレイに適しており、それがメジャーな欧米では広く愛用されている。
欠点は洗い落としに時間がかかること。
また化学反応によってシリコン製のグッズの表面を溶かしてしまい、異臭が発生することも。
一方で無次元加工のオナホールとの相性は良く、複雑な内部構造にきめ細かく浸透して微妙な刺激をペニスに伝えてくれる。
シリコン系ローションはシリコン製グッズを溶解させると言っても、一瞬でそうさせるわけではない。
普通に使っている分には問題はないので、その可能性があることを知った上でプレイを楽しもう。
代表的なローション | |
シリコン潤滑アナルローション | お尻用ローション |
・ポリクオ系ローション
ポリアク系ローションのように潤滑性に優れた成分。
そこに肌へのダメージを抑えて低刺激に改良したのが、ポリクオ系ローションである。
有名なのは「アストログライド」シリーズだ。
ポリクオはポリクオタニウムという成分名の略称で、ポリアクリル酸ナトリウムのように親水性に優れているのに肌水分は奪わないという性質がある。
そのため保湿、肌荒れ改善、皮膚保護、刺激緩和といった効果があり、高級なシャンプーやトリートメントに良く使われている。
人体への適合性が高いので、安全に使用できるのが特徴。
ポリクオタニウムには様々な種類があり、「ポリクオタニウム-10」「ポリクオタニウム-39」「ポリクオタニウム-51」あたりがローションには使用されている。
とはいえ、製品化されているローションは「アストログライド」シリーズくらいしかいない。
代表的なローション | |
アストログライド |
・ヒドロ系ローション
セルロース誘導体の「ヒドロキシプロピルセルロース」という成分を略したものが、ヒドロ系ローション。
特徴はカルボマー系ローションとほぼ一緒で、サラサラとしており拭き取りやすいのが特徴。
カルボマー系が多用されるまでは、落としやすいローションの主成分といえばヒドロ系であった。
現在は「洗い不要ローション」といえばカルボマー系が主流だが、原料が安くて入手しやすいため、メーカーの製造事情によってはヒドロ系ローションが再度注目されるかもしれない。
代表的なローション | |
KYゼリー(82g) | ペペラバーアンドラバー 360ml |
この商品に対するお客様の声
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男女問わず必見の記事
2022/02/23 投稿者:クリコ おすすめレベル:★★★★★
ローションにはいろいろな種類がありますが、成分による違いや特性、効果までは知らなかったのでとても為になりました。
特に膣内に入っても大丈夫な、セックスにも使えるローションの成分については男女問わず知っておくべきだと思います。
有名なぺぺローションを膣内に使ってはまずいことをこの記事とみくらちゃんのコラムで知りました。
冗談抜きでこういった内容は保健体育の授業でも教えるべきだと思います。
みくらちゃんのコラムの第3回「女性の身体のためのローション」も合わせて読んで欲しいです!
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