【目次】 オナホールコラム(イラストをクリック!)

解説

オナホールの特徴を表すもののひとつが、内部構造。

ペニスを挿入する道は、ストレートなのかひねりが加えられているのか。
そしてイボやヒダといった突起が、その道にどのような大きさや間隔で配置されているのか。

内部構造がペニスに与える快感は、この2つのバランスで成り立っている。


当然、無数にある商品毎に道と突起は異なっている。
とはいえ構造別に整理すれば、その数は数種類に大別される。

それぞれの特徴を知っていれば、自分がどの構造に気持ち良さを感じるかが分かる。
内部構造を把握して、オナホ選びの手掛かりにしよう。
 

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「無次元構造」の「次元」が「無」いとはどういうことか。
ストレートやスパイラル、イボやヒダ突起であれば言葉の響きからすぐに想像が付くが、「無次元」と言われてもオナホール初心者はピンと来ないはず。

こう書いている俺もこの業界に入ってしばらくは、よく分からないままだった。

結論から言えば、「無次元構造」とは女性の膣内をリアルに再現した構造のことである。

女性の膣内はストレート構造のように、ぽっかりと穴が開いているわけではない。
粘膜と筋肉で膣穴が閉じている。

実際のセックスでは、勃起したペニスでそこを押し広げながら挿入し、ピストンする。
ペニスがなかなか挿入できないほど閉じていたり、膣筋肉で強く圧迫されると、いわゆる「アソコの締まりが良い」なんて形容されるわけである。

「無次元構造」とは、要はこの感覚をオナホールで再現しようと試みた構造のこと。

ペニスへの筋肉の抵抗を表現するために、膣道は数ミリ単位の狭さだったり、上下にジグザグに走っていることが多い。

そのことで内部をかき分けてペニスを挿入する感覚を生み出しつつ、同時に肉が当たる異物感と密着&圧迫感をも再現するのである。

肉のかき分けと締め付け感をより再現するべく、「無次元構造」を採用したホールは、ハンドホールでもやや大型寄りのサイズが多い。

有名AV女優の膣内を再現したホールをはじめ、今では数多くのホールに採用されているが、その始まりは「名器の品格」。

機械的な挿入感とは異なる、セックスしているかのような使用感を与えるこのホールは大ヒットし、数多くのシリーズ作品が生み出されている。
 

「名器の証明ファイル No.001 小澤マリア」 「名器の品格」の続編シリーズ。 女優がモチーフとなっている。	「萌えあがる誘惑若妻 完熟名器物語」 カズノコ天井が亀頭に絡み付く構造。
「すじまん くぱぁ ろりんこ 処女宮～バルゴ～PREMIUM SOFT【プレミアムソフト】」 マジックアイズのハンドホールは、2層のロリ系リアル挿入感を志向している。	「ふわあな1mmヴァージン」 ふわふわとろとろの素材だから、押し広げながら掻き分ける挿入感が得られる。

現在では見た目や使用感によりリアルさを出すべく、2層構造を採用するホールが普通になっている。
そのため尻型やラブドールなどの大型ホールでも、たいてい「無次元構造」を採用している。

セックスを再現することを目的にしているため、「無次元構造」のホールを使用する際は、腰を振ってのピストン使用がおすすめ。

ハンドホールで腰振りがし難い場合は、エアダッチに装着してみてほしい。


注意点は洗浄とメンテナンス。
内部の膣道が複雑で狭く、また大型のために裏返しができないホールが多いので、洗浄する際は丁寧に奥まで水流を届かせよう。

乾燥させる際も、「ふき取り棒」などを使ってしっかりと水分を拭おう。
メンテナンスが不十分だと、ホールの劣化を速めてしまう。

高額でメンテナンスに手間がかかるがその分、「無次元構造」には一度は経験したくなる魅力がある。(ふじ)