「触手裏剣」的な構造を持つホールのハードバージョンです。
縦ヒダ突起に無数の細かな横ヒダが刻まれた構造のことですよね。
ヒダホが好きな方、RIDEさんの「ヴァージンループ」シリーズが好きな方なら、明らかに使用感が良さそうなイメージを持っちゃいますね。
でも「触手裏剣」や「ヴァージンループ」と構造的に違う点もあります。
内部構造が2つのブロックに分かれ、さらに子宮口がある点ですね。
ブロックの前半が8本ヒダ、後半は6本ヒダゾーンです。
それぞれの構造は、キュッとした絞りで分けられています。
とくっち店員によるノーマルバージョン「金のちつ ヤバイカラミティ」のレビューを読むと、ヒダの刺激よりも、カリにひっかかる絞りのボコボコ感の印象が強かったようですね。
ノーマルバージョンは未使用なのですが、この辺りがハードバージョンになってどうなのかを確認しながら使用したいと思います。
まずオナホを手にとって感じたのは、「入口が小さいなー」ということ。
「ヴァージンループ」がそうであるように、RIDEさんのオナホといったら、奥まで見えそうなぽっかりと空いた入口の印象があるので。
「なんだか締りが強そう……」と予想しつつ挿入してみると、やはり思った通りの強い締め付けでした。
素材は張りがあってやや固い「ハードタッチエアー」が使用されているのですが、代表作「ヴァージンループ ハード」はハードとは言ってもノーマルに近い使用感でした。
しっかりとヒダのジョリジョリがあるのに、どこか優しいタッチ。
このさじ加減が、「ヴァージンループ ハード」を上位ランクのホールに仕立てていました。
ところが、「ヤバイカラミティ ハード」では、「この素材めちゃくちゃ固いじゃん!」な印象に変わります。
膣道が狭いとこんなに使用感が変わるんですね~
「ヤバイカラミ」というのは、締まりの強さのことを言ってるのだと思い至りました。
「触手裏剣」や「ヴァージンループ」はペニスを優しくロックし、ヒダでジョリジョリしてくれましたが、このホールはハード素材なのにねっちょりと吸い付いてくるのです。
ローションを何度も継ぎ足さなければいけないくらいのねっちょり感。
ストロークがスムーズにできないほどです。
確かに、オナホを引き抜く際にはヒダのジョリジョリがばっちりと感じられて、縦ヒダ突起の構造の気持ち良さがあります。
とはいえ、ギュンギュンに締めつけてくる膣圧の攻撃力を倍増させることはあっても、性感を高める方向の刺激にはなっていないですね。
むしろチンコに痛みを与えるので、単調にすら感じました。
オナホ使用者をパブロフの犬状態にさせる、いかにも気持ち良さげなヒダホなのにこれはおかしい!!!
締まりの強さで勝負する「ハード」は、おそらく「ノーマルと」とはまったく異なる使用感だと思います。
膣圧が高すぎて、絞り部分の引っかかりや2ブロックのヒダ違いも、子宮口も分かりませんでした。
「触手裏剣」や「ヴァージンループ ハード」を想像して使用すると、全然違う使用感が待っていますよ。
どちらかと言えばハードホール好きな僕でも、ちょっと刺激が強すぎました……
RIDEさんのこれまでのラインナップの中でも、数少ない本格的なハードホールと言えるのではないでしょうか。
それだけに使用者を選ぶというマイナス点もあるホールです。(ふじ)
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