解説
オナホールの代表は、手で持って上下に動かすハンドホール。
「オナホってどんな種類があるの?」や「最初に何のオナホを選べばいいの?」などで、繰り返しその多彩さを解説してきた。
ここではサイズの違いにスポットを当てて、改めてハンドホールについて考えてみよう。
ハンドホールのサイズには小型、中型、大型と大きく分けて3種類ある。
ただし、サイズを分別する明確な定義はない。
価格や見た目などから判断して、メーカーや各ショップが恣意的に分類しているのが現状だ。
その際の判断基準は価格と全長、そして重量のバランスで決まる。
あくまでも目安だが、ホットパワーズでの分類を示すと下記になる。
小型 | 中型 | 大型 | 超大型 | |
価格 |
数100円~
1000円前後
|
2~3000円代 | 4000円以上 | 1万円以上 |
全長 | 15cm未満 | 13~17cm程度 | 15cm以上 | 30cm以上 |
重量 | 200g未満 | 1kg未満 | 1kg~5kg未満 | 5kg以上 |
大型はさらに、ハンドホールレベルのものからラブドールまで幅が広い。
そのため、ホットパワーズでは「超大型」も区分している。
店頭やネット販売時には、実際のオナホールを確認できないことがある。
手っ取り早くおおよそのホールを把握するには、まずはパッケージに記載されたサイズを確認しよう。
また、パッケージのサイズから判別することも可能だ。
B5サイズ(H182×W257mm)のコピー用紙のような、正方形に近いサイズは中型ホール。
それよりも小さな、縦長の直方体のパッケージは小型ホールと考えてもらって良い。
「ヴァージンエイジ 〜入学〜」のように、パッケージは大きいのにホールは小型ホール(約13cm)に属するものがあったりもする。
絶対の見分け方ではないので、あくまでも目安だと思ってほしい。
「ヴァージンエイジ 〜入学〜」 |
サイズの基本情報を把握したところで、その違いをより深堀りしていこう。
なぜサイズ違いのハンドホールがあるのか。
まず、メーカー側の販売戦略上の理由が挙げられる。
価格差のあるホールをリリースすることで、いろんな懐事情のユーザーにリーチさせることができ、売り上げを獲得することができるからだ。
もちろん、オナホールを利用するユーザー側からの理由が2点目だ。
オナホールは気持ち良くオナニーするための道具である。
である以上、いくら価格が安いからと用途に合わないオナホールをチョイスすれば、うまく快感を得ることができない。
適切なタイミングでサイズ違いのホールを使い分けることが、気持ちの良いオナホライフを送るコツとなる。
代表的な使い方をまとめると…
小型ホール…体積が少ない(ボリュームがない)ため、イボヒダの内部構造がダイレクトに伝わる。刺激的な感触を短期集中的に得て、スピーディーに射精したい時に最適。
「POCKET TENGA (ポケット テンガ) 」「TENGA EGG (テンガ エッグ) 」、貫通ホールなどの、亀頭やカリをピンポイントで攻めるホールがそろっているのも特徴。
持ち運びが容易なのでホテルやトイレなど、外出先に携帯することができる。
「POCKET TENGA (ポケット テンガ) 」 | 「TENGA EGG (テンガ エッグ) 」 |
「TENGA ORIGINAL VACUUM CUP テンガ オリジナルバキュームカップ」 |
中型ホール…手に収まりが良い、最もポピュラーなタイプ。
ある程度のボリュームが見込めるため、イボやヒダ・子宮口などを組み合わせた、複雑な内部構造を造形することができる。
女性器を精巧にかたどった入り口が特徴の本物志向のホールや、胸やくびれまでも造形されたトルソータイプ、ピストンするペニスや射精の様子が見えるクリアホールがあったりと、妄想をたくましくさせる艶めかしい造形のホールも多い。
本物志向 | トルソータイプ | クリアホール |
「萌えあがる誘惑若妻 完熟名器物語」 | 「竜騎士Bloody Sagaプレミアムホール メア」 | 「スウィート・スウィート」 |
また細長い筒型形状が基本なので、空気式をはじめとするラブドールに装着しやすい。
ラブドールへの装着を推奨するオナホールはこちら。
空気式エアダッチ | ラブドール推奨オナホール |
「巨尻ピロー むち萌え!聖ちゃん!」 | 「インサートリアルホール~エアピロー&エアドール専用ホール~」 |
これらは、床や机などに固定して腰振り使用が楽しめるホールだ。
手でシゴくこととは違った、疑似セックスが楽しめる。
「ロリくぱぁ!」 |
風呂場で身体を洗う感覚でサクッと使用した後、そのままの流れでメンテナンスするといった使い方も可能だ。
中型ホールはプレイにも幅が広がるので、オナホールのディープな側面が追求できるのだ。
大型ホール(5kg未満)(5kg以上)…2kg以上の、腰振り使用専用の据え置き型ホールのこと。
下半身を切り出したお尻型と、胸も付いた人型の形状がその代表。
内部構造が違うヴァギナとアナルの2穴が付いていることが基本なので、本格的に疑似セックスを楽しみたい時に使用しよう。
大型ホール(5kg未満) | 大型ホール(5kg以上) |
「ぷにあなスケスケDX」 | 「リアルボディ+3Dボーンシステム 超ぱい北大路かのん」 |
時間がない時や外出時には、小型ホールやオナカップ。
手ごろな価格で複雑な内部構造や、オナホール素材に包まれたり締め付けられるといった、オナホール独自の刺激を追求したいなら中型ホール。
中型ホールの特徴を最大化した、ここぞという時に贅沢なプレイを楽しみたい時は大型ホール。
どういう時にどんなプレイで、どんな刺激を得たいのか。
これをオナホール選びの基準にするのも賢い判断だ。(ふじ)
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